女性 ２５歳(アルバイト)の方からの投稿

わたしは、もともと関西の田舎で育ちました。大学受験をひかえ、地元の予備校(美術大学受験のため、美術予備校)に高校三年生から通っていました。高校時代、学校ではなかなか気の合う人はいなくて、そんな中美術予備校での出会いはとても貴重でした。

そのうちに、ある男の子と仲良くなり、つきあいはじめました。しかし、受験を経て、彼は大学に合格し、わたしは浪人することになりました。しかし、わたしはプライドも高く、彼よりもレベルの高い大学にはいりたい…と思い、東京の予備校に通い、大学をめざすことにしました。なので、東京に出て、一人暮らしをはじめたのです。そして、彼とはなんだか連絡をとりたくなくて、わかれてしまいました。

その後、わたしも希望の大学に合格し、大学生となりました。しかし、わたしはもともとほれっぽくないのか、好きな人ができることもなく、誰とも付き合わないまま時がすぎました。しかし、だんだんあの時の彼はどうしているだろう…そう思い、ツイッターで彼を探しました。もともと共通の友人が多いので、友人のフォロワーから彼らしき人を探しました。すると、見つけたのですが、わたし自身ツイッターをやっていないので、見るだけにとどめておきました。しかし、それとなく彼の私生活が見えてきて、東京に展示をしにくることがわかりました。

わたしは、彼の展示を見に行こうと思いました。でも、いきなり行くとなぜ知っているのか…と思われてしまう…。そう思ったわたしは、彼が展示を行うギャラリーの近くで、短期のアルバイトをはじめました。たまたまわたしの家からも遠くなくて、アルバイトを探していたからちょうど良かったのです。

展覧会期間中、偶然を装って会えないか…とい思っていると、彼がわたしの働いている飲食店にやってきました。でも、こちらから声はかけず、向こうが声をかけてくれなかったら諦めよう…そう思っていました。しかし、向こうは気が付いて話しかけてくれました。そして、今近くのギャラリーで展示してるんだ、と教えてくれました。

そこで、つぎの日わたしは展示を見に行き、彼に当時のことをあやまり、少し素直に話をして、また連絡をとりあうようになりました。

今思えば、当時のわたしの行動力には驚かされますが　笑。一歩まちがえたらストーカーですね。でも、向こうもわたしのこと気にしていてくれるかも…と信じて行動してよかったです。おかげで、今はまた付き合い始めています。