あえて突き放した態度がよかった(27歳・男性・事務職)

私が社会人になってから付き合った女性と別れてから復縁したときの話をします。

 

その女性とは会社に入社後に友人の紹介で出会った女性で、私のほうが一目ぼれで付き合い始めました。すごく気立てのよい女性で、私のほうはかなり入れ込んでおり、誕生日やクリスマスなどのイベントごとではたくさんのお金を使ってプレゼントをよくしたものでした。もっとも、あまりプレゼントを豪華にできるほど稼ぎもよくなかったので、その時々にあわせて自分のせいいっぱいをやっていたくらいでしたが。そういう私のことを彼女も好きでいてくれて、付き合って一年くらいはそうした幸せな生活を続けられていたと思います。

 

しかし、一年が経過するとお互いに慣れが出てきてしまったのでしょうか、しょっちゅう喧嘩するようになりました。私がべたべたするのを好み、彼女がさばさばしているほうが好きだったというのもあるのでしょうが、あっという間に険悪な状態になり、私が何とかしなくてはあがいているうちに彼女のほうから別れを切り出されてしまいました。何度も慰留はしたのですが、彼女の気持ちは変わりませんでした。

 

別れの原因は一年付き合ったことによる慣れと私と彼女の性格のすれ違いが原因だったとわかっていました。それでも私はよりを戻したいと考えていたので、そこで一策講じました。あえて、彼女に連絡など接触を一切しないようにしたのです。一年間、毎日のようにメールや電話で連絡をして、週末は必ず会っていたくらいです。突然会わないようにしたり、連絡を一切しないようにすると一気に私のいた存在感に気づいてしまって、寂しくなるのではないかという読みでやってみたのでした。
それはどうやら正解だったようで、連絡を一切しなくなってから一週間ほどで彼女のほうからどうしてる?と連絡してくれるようになったのです。私自身が悲嘆でおかしな行動に出ないように気を使った節もあるのですが、それでも連絡を絶ったのは効果的だったようで、急な寂しさに彼女も戸惑っているようでした。

 

そこからしばらくはたまにメールを返すくらいに留めて、一ヶ月くらい経ってから改めて会いたいということを伝えたところ、許可をもらえました。その場でこれまでの自分の態度をなおしていくこと、慣れからか付き合った当初の新鮮味をなくして、悪いと思っていることを伝えて復縁を申し入れたところ、見事成功しました。やはり自分の存在感を意識させるという方法がよかったようですね。"